植物由来の代替肉を手掛ける米ビヨンド・ミートは長年、より多くの消費者に牛肉から、ジャガイモでんぷんとエンドウ豆タンパク質で作った自社のパティに切り替えるよう説得するのに苦労してきた。しかし、ミーム株(はやり株)のトレーダーたちは全力で同社株を買いに向かっている。ビヨンド・ミートの株価は22日、急騰後に上昇分の大半を失い、1.1%安で引けた。ファクトセットによると、同社株はこの日、20億株超が売買され、米国株で2番目に出来高の多い銘柄となり、オンライン投資フォーラムの主要な焦点となった。ビヨンド・ミート株は今週に入り450%超上昇している。この株価急騰は、ウォルマートが新しい6個入り「バリューパック」を含む同社製品の販売を2000店舗以上で拡大する、とビヨンド・ミートが21日に発表したことを受けたものだ。同社は先週、希薄化を伴う債務関連取引の概要を示し、株価が1ドルを割り込んでいた。
ミーム株になるビヨンド・ミート、トレーダー殺到
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