アラブ首長国連邦(UAE)が今年に入り、スーダンの主要な民兵組織への兵器供与を強化したと複数の米情報機関が明らかにした。この中には高度な中国製ドローンなども含まれていた。こうした兵器はジェノサイド(大量虐殺)を行ったとされる「即応支援部隊(RSF)」を後押しし、世界最悪の人道危機の一つとなった紛争を加速させる形となった。情報に詳しい複数の政府当局者によれば、国防総省の国防情報局(DIA)と国務省の情報当局などは、UAEからRSFへの軍需品の流れが増加していることをそれぞれの報告書で明らかにしている。軍需品には高度な中国製ドローンのほか、小火器、重機関銃、車両、大砲、迫撃砲そして弾薬が含まれるという。
UAE、米が「ジェノサイド」認定のスーダン組織に兵器供与か
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