ドナルド・トランプ米大統領は、米韓両政府が貿易を巡り大筋で合意したと表明した。3500億ドル(約53兆円)の対米投資を巡る緊迫した交渉が続いていただけに、予想外の急展開だ。このところ韓国当局者は関税交渉に決着がつく可能性は低いとの見方を示し、トランプ政権当局者も内々に疑念を呈していた。トランプ氏は29日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と約90分にわたり会談。慶州での首脳会談後、李大統領を「素晴らしい」とたたえた。また「会談でほぼ決まったと思う」とし、「ディール(取引)を交わした。貿易協定はほぼ最終決定した」と述べた。その後間もなく、トランプ氏の主張は韓国当局者2人の記者会見で確認された。
米韓、貿易巡り大筋合意=トランプ氏
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