米連邦準備制度理事会(FRB)は29日まで2日間にわたり開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の誘導目標を0.25ポイント引き下げ、3.75~4%とすることを決定した。2会合連続の利下げで、最近の雇用鈍化がより深刻な事態に発展するのを防ぐ取り組みを継続した。今回の利下げで政策金利は3年ぶりの低水準となった。米政府機関の閉鎖でデータを入手できないことから、今後どれほど利下げすべきかを見極めるのはFRB当局者にとって難しい作業となる。今回の利下げは市場の予想通りで、注目は既に12月の年内最後の会合に移っている。
FRBが追加利下げ、データ不足で今後の道筋は不透明
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