ドナルド・トランプ米大統領は10日、インドとスイスに対する関税の引き下げを検討していると述べた。トランプ氏は大統領執務室で記者団に向け、「インドに対する関税は、ロシア産石油のため非常に高い」と説明。「そして彼らはロシア産石油の取引をやめた。大幅に減少している」と続け、「いずれかの時点で関税を引き下げる」と述べた。同氏はさらに、ホワイトハウスがスイスに対する関税を引き下げるため、同国と協力しているとも言及。「具体的な数字は言っていないが、スイスを支援するため何らかの取り組みを行う予定だ」とし、「われわれはスイスを非常に厳しく扱った。スイスには成功し続けてもらいたい」とも述べた。トランプ氏は金を除くスイスからの輸入品に39%の関税を課している。またインドからの輸入品には50%の関税が課されている。
トランプ氏、インドとスイスに対する関税引き下げを検討
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