投資家たちは、「人工知能(AI)トレード」の主要2社を反対方向へと動かしている。グーグルの親会社である米アルファベットは25日、時価総額4兆ドル(約625兆円)達成に向け一歩前進、1%以上上昇して数カ月にわたる上昇基調を続けた。アルファベットのAIツール、クラウドコンピューティング、そして半導体事業への期待によって支えられた。一方、半導体大手エヌビディアの株価は25日に2.6%下落。時価総額ベースで世界最大の同社は、数週間前に評価額が5兆ドルに達した後これを下回っていたが、この水準からさら後退した格好となる。25日の両社の異なる動きは、米メタ・プラットフォームズがグーグルのAIチップに数十億ドルを投じる交渉を進めているとの報道を受けたものだ。グーグルのAIチップは、エヌビディア製品の数少ない代替品の一つとなっている。
エヌビディア支配に挑むグーグル、AIトレードも逆方向
25日のダウ工業株30種平均は600ドル超の上昇、8月以来の急伸
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