米ジョージア州の判事は、2020年の大統領選介入を巡るドナルド・トランプ大統領と側近に対する起訴を却下した。長引く法廷闘争に終止符を打った。ジョージア州の検察官団体で事務局長を務めるピーター・スカンダラキス氏が26日、起訴取り下げを裁判所に申し立てた。広範な組織犯罪(RICO)を裏付ける十分な証拠が見つからなかったという。同氏は「現職大統領が出廷を強制される現実的な見通しはない」とし、「選挙結果に疑問を呈したり異議を唱えたりすることは違法ではない」と述べた。スカンダラキス氏は14日に事件の見直しを開始していた。トランプ氏の弁護士スティーブ・サドウ氏は、「失格となったファニ・ウィリス地区検事によるトランプ大統領への政治的迫害がついに終わった。この事件は決して提起されるべきではなかった」と述べた。
ジョージア州、トランプ氏に対する起訴却下 20年大統領選巡り
特集
あなたにおすすめ







