「私は分をわきまえない人間が嫌いでね」教授のつぶやきが怖すぎ…!焦った若手の言動にゾッとする【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。年が明けて、斉藤英二郎は、永禄大学附属病院の小児科での研修を終えた。次の研修先は第4外科だ。しかし、初日に教授から衝撃的な一言を言われる。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第42話「しがみつきたい」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公・斉藤英二郎は、永禄大学附属病院(永大病院)で研修している25歳の研修医。

 大みそかも三が日も小児科での研修で、指導医の安富と共に当直をして、斉藤は疲れ果てていた。自宅に帰り、爆睡していると、NICU(新生児集中治療室)の指導医である高砂から、自宅での新年会に来るように言われる。

 散々飲み明かした後、高砂は斉藤に「安富先生が悪人だと思うか?」と聞いてきた。安富はベテランであるにもかかわらず、下っ端の研修医がやる当直を自らも積極的にやっていた。そんな安富を否定することはできない……。最後に高砂は、斉藤に「がんばれ…おれは10年後のオメーが見たいんだ」とエールを送った。

 斉藤は、研修の終わりに、安富が小児科医を続ける理由を尋ねていた。安富の答えは「僕がやらなきゃ誰がやるんですか?」だった。それを聞いて、斉藤は自分には医者になりたい理由や理想像もないことに気づかされる。

 次の研修先は第4外科だ。初日、研修に参加する研修医が教授の元に集められ、点呼されるが、斉藤だけ名前が呼ばれない。すると教授から冷たい一言を言われてしまう。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰