「ご主人とも連絡が取れていません」妊娠28週で生まれた双子に会えない母の苦渋の決断がつらすぎる【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。斉藤英二郎は、永禄大学の研修医だが、大学病院の方針に背くような行動を理由に、さまざまな方面から問題児として認知されていた。そして新たな研修先での日々がスタートした。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第21話「新しい研修先」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公・斉藤英二郎は、永禄大学附属病院(永大病院)で研修している25歳の研修医だ。

 第一内科での研修を終えることになった斉藤。次の研修先はNICU(新生児集中治療室)だという。本当は第三外科での研修の予定だったが、問題行動を理由に斉藤は受け入れを拒否されたようだ。

 NICUに挨拶へ行くと、オムツを被った指導医の高砂がいた。高砂も斉藤が心臓外科でトラブルを起こしたことを知っていて、「なぜ辞めなかった?」と聞いてきた。

「意地のためによ…理不尽にこんな場所に飛ばされてよ」と斉藤を茶化すので、斉藤も「NICUに来た以上、超メチャクチャがんばります!!」と言い返す。

 すると、高砂は「NICUってのはよ、人間の領域をふみこえた場所かもしれないぜ……」とすごんできた。

 そんな中、妊娠28週の妊婦が破水し、救急車で運ばれてきた。お腹の子どもは双子で、40週の赤ちゃんの大きさに比べて4分の1しかない。

 斉藤は早速、帝王切開で生まれたばかりの双子の赤ちゃんを担当することになった。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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