「病院が悪いんだ!」オペ逃亡で逆ギレする研修医→院長のガチ説教がぐうの音も出ない正論だった【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。研修医の斉藤英二郎は、医師として高い誇りと理想を持って研修に励んでいた。当直勤務のアルバイト中、次から次へと患者が運び込まれてくるが、ある患者を目の前に、フリーズしてしまう――。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第1話「研修医の夜」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公・斉藤英二郎は、名門・永禄大学を3カ月前に卒業したばかりの25歳の研修医だ。

 永禄大学附属病院での研修が始まり、体力的にも過酷な状況であったが、実は経済的にも厳しい。研修医の月給は、1日16時間勤務で月給3万8000円という薄給なのだ。

 それでも、斉藤は「日本の医療を支えているのは僕達なんだぞ」と意気揚々と働いていた。

 当直勤務初日は、交通事故に遭ったけが人が次々に運び込まれ、戦場のような状況だった。それでも斉藤は救急車の受け入れを拒否しない病院の姿勢に感銘を受けていた。

 しかし、先輩医師の牛田から、きれいごとではないリアルな実態を聞く。なぜ交通事故の患者ばかりなのか?

「結局金なんだよ」と聞かされ、斉藤は医師として思い悩むようになる。

 そして一人で当直勤務になった夜、交通事故で内臓破裂の患者が運び込まれるのだが――。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語がスタート。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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