「ダウン症でした」宣告に取り乱す母親…保育器から見つめる赤ちゃんの視線が切なすぎる【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。斉藤英二郎は、永禄大学附属病院のNICU(新生児集中治療室)で研修中の研修医だ。双子の低体重児を担当することになった斉藤だが、双子の両親は「障害を持つ可能性がある」と考えて、なかなか我が子を受け入れることができない。母親は徐々に母親として受け入れる気持ちが生まれてきたようだが、さらに大きな壁が立ちはだかっていた。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第26話「予想と結果」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公・斉藤英二郎は、永禄大学附属病院(永大病院)で研修している25歳の研修医。

 NICU(新生児集中治療室)の指導医の高砂の元で、低体重で生まれた双子の赤ちゃんの担当として奮闘している。

 しかし、双子の父親・田辺秀勝は障害を持つ可能性があるという理由で、我が子を受け入れようとせず、職場にも「死産でした」と伝えてしまう。

 一方、母親は葛藤しつつも、NICUにいる赤ちゃんに会いにくるうちに、徐々に「かわいい」という感情が芽生えはじめる。

 そんな中、高砂は双子の弟がダウン症ではないかと考えていた。告知を引き延ばすことは、信頼にも関わるため、早めの方がいいという。

 斉藤はまだ両親と双子の関係性が揺らいでるため、告知をすることに戸惑い、ためらう。高砂は、そんな斉藤を見て「絶対にあの家族と親しくするな」と忠告する。

 両親、そして斉藤たちはこれから、双子とどう向き合っていくのかーー。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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