米連邦政府の係官が3日、ルイジアナ州ニューオーリンズに到着した。同市はトランプ政権による移民取り締まりの新たな焦点となっている。国土安全保障省(DHS)は、犯罪歴のある不法滞在者を標的にすると発表した。ニューオーリンズは民主党が優勢の都市で、数週間前から取り締まり開始に身構えていた。大規模な移民摘発はロサンゼルスやシカゴ、ノースカロライナ州シャーロットでも行われており、ドナルド・トランプ大統領が掲げる米史上最大規模の強制送還作戦の一環だ。作戦は国境警備隊司令官のグレゴリー・ボビーノ氏が指揮する。ルイジアナ州のジェフ・ランドリー知事(共和党)は、トランプ氏が提案したニューオーリンズへの州兵派遣を支持している。