米国防総省の監察官は、ピート・ヘグセス国防長官が今年に入り自身の携帯電話の通信アプリ「シグナル」で機密情報を共有した際、同省の一部規則に違反していたと判断した。マーク・ケリー上院議員(民主、アリゾナ州)が3日、明らかにした。ケリー氏は、国防総省が議会に送った監察官の報告書を閲覧後にコメントした。同氏によると、監察官はヘグセス氏には同省のトップとして情報の機密指定を解除する権限があるとも結論付けた。これは、ヘグセス氏が法律には違反しなかったことを示唆している。ケリー氏はインタビューで、「監察官は、彼(ヘグセス氏)が自身の携帯電話でこの種の情報を非機密システムに載せるべきではないと非常に明確に記している」と語った。
米国防長官の通信アプリ使用、監察官は規則違反と判断
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