ドナルド・トランプ米大統領は、ウクライナがロシアとの戦争に負けつつあると述べている。だが南東部の前線で今週、自身の部隊が再び攻撃を撃退したウクライナ陸軍の大隊司令官オレグ・フルスコ少佐の見解は異なる。独立大統領旅団の同氏は「ロシア軍が旗を掲げて陣地を奪取したと主張することもあるが、われわれはその後掃討作戦を実施し、敵の標識を撤去する。陣地は引き続きわれわれの支配下にある」と述べた。戦況についての認識の違いは、米国の支援する和平計画の一環として、ロシア政府が4年近い戦争で掌握できなかった領土をウクライナ政府が引き渡すというロシア側の要求にウォロディミル・ゼレンスキー大統領が妥協することを一層難しくしている。
ウクライナ軍の前線司令官、トランプ氏の劣勢指摘に反論
ロシア軍は今にも大きく前進するような状況にはない
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