記述問題で「独りよがりの解答」を書いていませんか？ 第三者を納得させる“親
【高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格！】――しかも、首席合格とわずか3点差のほぼトップ合格！『成績アップは「国語」で決まる！ 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』（ダイヤモンド社）の著者は、中学3年生のときに「東大合格」を宣言。高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格を目指したけれど……全国模試は「偏差値45」。そこで、徹底的に「国語」鍛えるという“大逆転の勉強法”を編み出す。勉強の大半を「読書に費やす」という常識外れの戦略で、全科目の成績が軒並みアップ！ すべての科目は結局、国語の力がモノをいうことがわかった。コスパとタイパを徹底し、四コマ漫画や恋愛ゲームで楽しみながら学力を高める方法から勉強への合理的なモチベーションの高め方までを徹底指南。超★実践的な成績アップ法を初公開する。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる！ 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。
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「読解」を「得点」につなげるための出口戦略
国語のテストにおける解答（「伝達する力」）について説明していきます。要するに、問題文に「どう解答するか」の話です。
きちんと読解できても、それを解答に結びつけなければ正解にはつながりません。
正解率を飛躍させる鉄の掟
「本文」という唯一無二の設計図を活かす
国語の解答には、次の2つの原則があります。
原則❷問題文を読んでいない人にも伝わる解答をする
「国語の答えは、問題文に書いてある」というのは、長らく語られてきたことですが、それが原則❶です。
問題文に使われている言葉を使って、問題文の因果関係・時系列といった構造に従って表現すれば、誤答のリスクが下がるのです。
独自アレンジという名の
「減点リスク」を回避せよ
問題文の言葉を自分ならではの表現に変えたり、問題文の構造を使わずに正解を導いたりすることも不可能ではないでしょう。しかし、それはかなりの上級者向けであり、むしろ減点のリスクや誤答に陥る危険性が高いです。
原則❶の「問題文に書いてあることを土台に解答する」という原則に従ったほうが、減点・誤答のリスクは限りなく低くなります。そのうえで守ってもらいたいのが、次の原則❷です。
