生産性のプロ、元マッキンゼーの勝間和代が、「家電(テクノロジー)」にはまった。そこで本連載では、家電歴40年、2000以上の家電を自腹で試した勝間和代氏による本、『仕事と人生を変える 勝間家電』の中から、家電(テクノロジー)を使って生産性を上げ自分の時間を取り戻す方法を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・石塚理恵子)

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家で生産性を上げるには?
値段 :★★★
手軽さ:★★★
生産性:★★★
リモートワークをはじめ、家で生産的な仕事をする場合、できるだけ快適な環境を整えることは必須になります。
それは子供も同じ。
そのためには優れた照明が欠かせません。
「LED照明」は高くてもいいものを買う
最近はほとんどの照明がLEDになっていると思いますが、LEDは電気代の節約のみならず、かなりの性能差があることに気づいていない人が少なくないと思います。
ちらつき減でイライラが減るからケチってはいけない
実はLEDはメーカーによって、ちらつきの具合や寿命、さらには照明の下にいるときに心地いいかどうかなどに、かなりの違いがあるものです。
気をつけなければ、私たちはつい値段だけでLEDの電球や照明器具を選んでしまいますが、ちらつきがあったり精度が悪かったりすると生産性も上がりませんし、気分が悪くなりますから、家の中を快適にしたいと思ったら、家具よりもLED照明にお金をかけることをおすすめします。
照明はパナソニックがいい
お金をかけると言っても別に無限にかけるわけではありません。
たとえばシーリングライトと呼ばれる、天井に直付けするタイプのLED照明をつける場合は、他のメーカーのおよそ1.5倍から2倍ぐらいの値段はしますが、パナソニック製品を買ってください。
「アイリスオーヤマ」や「ニトリ」もいいけど
値段だけを見ると、どうしてもアイリスオーヤマやニトリの製品を買いたくなりますが、天井につけてリモコンなどで操作をすると、その違いは歴然です。
まず、つけたり消したりする反応が早いですし、ちらつきもありません。
寿命は10年!?
そして寿命もかなり長く、私が覚えている限り約10年はもちます。
引っ越しの際、ほぼすべての照明器具は置いてきたのですが、パナソニックのLED天井照明だけは持ってきました。
パナソニックの照明はそれくらい快適で、光がちらつかないのでもとても心地よく優秀なのです。
光もテクノロジーでつくられる
「光には性能があること」を認識している人は少ないでしょうが、実際には光もテクノロジーで作られるため、その性能には違いがあります。
パナソニックの電化製品は他のメーカーに比べて高価なものが多いので、「すべてパナソニック」と考える必要はなく是々非々で選ぶべきだと考えますが、それでも私は「洗濯機」と「LED照明」は本当に信頼しています。
専門家が電球や照明器具を比較検討したときも、「迷ったときはパナソニック」という記事が多く見受けられますが、私もまったく同感です。
(本稿は『仕事と人生を変える 勝間家電』からの編集記事です。本では生産性を爆上げするテクノロジー・家電を、商品名、価格を含め、具体的に紹介しています)







