「年内にご連絡いただけるはずでしたよね」新年早々に得意先から怒りのメール!信用ギリギリ保てる返事は?写真はイメージです Photo:PIXTA

言葉は頼もしいパートナー。あなたに力や勇気や幸せを与えてくれます。「大人の言い換え力」に磨きをかけて、日常のピンチを華麗に切り抜けたり、果敢に立ち向かったりしましょう!(クイズ制作/石原壮一郎)

クイズ

 仕事始めから数日後、得意先から「年末にお尋ねした件、年内にご連絡いただけるはずでしたよね」と、怒りの気配が漂うメールが来た。

 しまった!すっかり忘れていた……。

 担当者とはまだ付き合いが浅く、正直に「忘れていました」と返したら、さらに怒らせそうだ。

 怒りと信用の低下をなるべく小さく抑えるには、どの返しがベストか?

(A)「言葉足らずですみません。『年内』というのは2026年中という意味でした」
(B)「失礼いたしました。社内の確認に手間取っていて、ご連絡できませんでした」
(C)「お待たせしていて申し訳ありません。年内に途中経過をご報告すべきでした」

正解は……

C

× (A)「言葉足らずですみません。『年内』というのは2026年中という意味でした」
△ (B)「失礼いたしました。社内の確認に手間取っていて、ご連絡できませんでした」
◎ (C)「お待たせしていて申し訳ありません。年内に途中経過をご報告すべきでした」

解説

 誰しも「うっかりミス」はあります。先方も、薄々「こいつ、忘れやがったな」と思っているでしょう。

 相手との関係性によっては、正直に「申し訳ありません。失念していました」と謝る手もあります。それだと大胆すぎる場合は、どんな返しをすればいいか。

 Aは明らかに最悪。これは極端ですが、ミスを強引に正当化して事態を悪化させるケースは少なくありません。

 Bも姑息なごまかし感が漂いそうだし、きちんと謝る必要がある場面での「失礼いたしました」は、半端にプライドを守ろうとしている印象を与えます。

 ここは社内で何か事情があったことを匂わせつつ、報告を怠った落ち度を謝るCがベスト。先々の目途を伝えつつ早急に対応すれば、信頼の低下は最小限で抑えられるでしょう。

石原壮一郎・コラムニストのプロフィール