米国防総省は、違法な命令に従わないよう軍関係者に呼びかける動画に参加したことを理由に、元海軍大佐のマーク・ケリー上院議員(民主、アリゾナ州)の階級を引き下げる手続きを進めている。ピート・ヘグセス国防長官は5日、ソーシャルメディアへの投稿で、国防総省がケリー氏の退役軍人としての階級を降格する手続きを始めたと明らかにした。ケリー氏の退職金は大幅に減額されることになる。ヘグセス氏は「ケリー大佐の現職の米上院議員としての地位は説明責任を免除するものではなく、さらなる違反があればさらなる措置につながる可能性がある」と書いた。現職の上院議員に対するけん責は異例。トランプ政権高官はケリー氏を現役将校に復帰させて訴追する構えを見せていたものの、実行には至っていない。ヘグセス氏はそうした措置を排除していない。