ドナルド・トランプ米大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を失脚させる大胆な軍事作戦を命じた。いまやトランプ氏は、米国がより大きな支配力を行使したい他の国々に照準を合わせている。マドゥロ氏の拘束以降、トランプ氏はコロンビアに対する威嚇を再開させたほか、メキシコの政治指導部を批判した。また、キューバ政府は崩壊するとの見方を示し、グリーンランドの支配権を掌握したいという野心を改めて表明した。米政府高官によると、トランプ氏は非公式に側近に対し、ベネズエラ攻撃の結果に大喜びだと語っている。リンゼー・グラム上院議員(共和、サウスカロライナ州)はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、トランプ氏は「今回の成功を受けて、決意を弱めるどころか、より強めている」と指摘。「われわれは米国の裏庭を片付ける必要がある」と語った。グラム氏は4日夜、大統領専用機「エアフォースワン」でトランプ氏に同行した。「国境の安全確保が本当に重要だということがテーマだ。問題の根源を突き止める必要がある」