国際法は暴君の親友になったのだろうか。米民主党や国外の指導者たちは、ドナルド・トランプ米大統領がベネズエラの独裁者ニコラス・マドゥロ大統領を拘束したのは違法だと主張している。少なくとも、大学教授や非政府組織(NGO)、多国間機関の官僚といった、現在の支配的な勢力による国際法の解釈ではそうなる。国連のアントニオ・グテレス事務総長は「国際法のルールが順守されていないことを深く懸念」している。彼に同調しているのはいつもの顔触れで、争いに加わらず安全地帯にいる欧州諸国、中国(「明確な違反」と指摘)、恥知らずなロシア(「武力による侵略行為」と非難)などだ。われわれのお気に入りは、マドゥロ氏拘束を「重大な国際法違反」であり「独立国家の主権に対する攻撃」だと非難するイスラム組織ハマスの声明だ。