「大学受験」は10代における最大のイベントです。残念な側面でもありますが、いい大学にいけば、なりたい職業になれる確率は上がり、将来の選択肢は増えるのが現在の日本です。それほどまでに大学受験の持つインパクトは大きくなっています。そんな難しい時代でも「自分らしい大学進学」をするために書籍:『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』が発売中です。本書は、きれいごとを抜きにして、「大学受験とはどういうものなのか」「人生とはどういうものなのか」を考えることができる受験の決定版です。本記事では発刊を記念して著者である、びーやま氏への特別インタビューをお届けします。

「AIで卒論やエントリーシート執筆。授業中はNETFLIX視聴。最近の大学生のレベルはあまりにも低すぎませんか?」。大学生の実態を考えるPhoto: Adobe Stock

お悩み相談

「AIで卒論やエントリーシート執筆。授業中はNETFLIX視聴。最近の大学生のレベルはあまりにも低すぎませんか?」※1

大学生のレベルが低下している?

――最近の大学生に関するお悩み相談です。時代の変化もあるかと思いますが、びーやまさんはこのことについてどう思われますか?

びーやま氏(以下:びーやま):むずかしい問題ですね。こういった問題に対してまず僕が思うことは、最近の大学生はとにかく要領がいいということです。

 当然よくも悪くもという感じなのですが、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを基準に、合理性を自然と追求しているという印象があります。

 卒論執筆にAIを活用するのも「目的は学者になることではなく、卒業することだから最小限の労力で収めたい」というのが背景にはあるでしょうし、エントリーシートに関しても「全力を出したところで落ちる可能性は常にあるわけだから、なるべく効率よくしたい」という思惑があるように感じます。

――今どきですね。

びーやま:そうですね。学生たちの様子を見ていてもそこに悪気があるようには感じないので、「効率のよさ」が現代の学生たちのトレンドなのだと思います。

――このことによって大学生のレベルは下がったと思われますか?

びーやま:下がったとは思いませんが、頑張る学生と頑張れない学生の差がとんでもなく広がっているとは感じます。

 4年間をちゃんと成長に繋げられる学生は僕が大学生だった頃よりもはるかにちゃんとしている反面、「めんどくさい」を理由に逃げ続けた学生にはなにも残らないという二極化が進んでいる印象です。