「彼女のことどう思う?」悩み相談のはずがまさかの“提案”!同僚が必死に止めるワケ【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。斉藤英二郎は、永禄大学附属病院の第4外科での研修中で、優秀な庄司という男の元で学んでいた。庄司は自分の若い頃の話を話し始める。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第53話「医者のお仕事」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公・斉藤英二郎は、永禄大学附属病院(永大病院)で研修している25歳の研修医で、今は第4外科にいる。指導医は、庄司という優秀な医師で、患者たちからの信頼も厚い。

 斉藤は庄司に「どうして未承認の薬を使っちゃいけないんですか?」と尋ね、命のためなら金がかかっても仕方ないのではないかという持論をぶつけたところ、庄司に叱責された。その後、駅のホームで庄司は斉藤に過去の経験を話し始めた。

 若い頃、庄司は今は「敵対」している同僚の宇佐美と仲が良かった。

 当時、庄司はがん患者に告知をしない病院の方針に強く反発していて、自分の意思を示すため病院のビルの上に登るという危険な行為をしていた。それを宇佐美は必死に止める。

 庄司の話によると、「全告知に踏み切りましょう」と教授に提案したところ、教授は「我々の仕事は、がんを治す事ではなくがんを隠す事だ」と否定したという。宇佐美もうなだれるが、「僕も告知には反対だな」とつぶやく。そんな宇佐美に対して「洗脳されてんじゃねーのか」と庄司が反抗する。

 そんな庄司と宇佐美は、入院中の23歳の児玉典子の担当になった。児玉はすい臓がんのステージ4で、おそらく余命は半年もないという状況だ。しかし彼女はがんであることも告知されていない。そして、すい臓がんに効くとされる抗がん剤は、日本では当時は承認されておらず、投与もできなかった。

 何もできない状況に庄司は「このままでいいのかな?」と悩む。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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