欧州の指導者らはこの数カ月、グリーンランドの購入を主張するドナルド・トランプ米大統領に対し、同島は売り物ではないというシンプルな返答を繰り返してきた。しかし、彼らは今やトランプ氏が厳しい関税で欧州経済に打撃を与えると脅したことを受け、グリーンランドの将来を巡り同氏との会談の設定を急いでいる。こうした転換は、トランプ氏の常套手段によってもたらされた。その手段とは、大胆な要求を突き付け、受け入れられなければ経済的あるいは軍事的な報復をちらつかせ、相手が折れるのを待つというやり方だ。トランプ氏は20日、強硬な手段を排除しない姿勢を示した。グリーンランド領有に向け、どこまで踏み込む用意があるのかとの記者団の質問に対し、「いずれ分かる」と答えた。ただ、懐柔的な口調で、「北大西洋条約機構(NATO)が非常に満足し、わが国も非常に満足する形で何らかの解決が見いだせると思う」とも語った。
トランプ氏、グリーンランド戦略でも見せた「常套手段」
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