帳簿は1億、時価は50億! これを読み解く人だけが手にするプラチナチケットの正体
働きながら株で資産50億円を築いた“本当に儲かる3つの投資術”を初公開――余命宣告を受けた医師 兼 個人投資家の父が愛娘に捧げる著書『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)。4度の手術を経て、49歳で肺と肝臓へのがん転移が判明。主治医からは「50歳は迎えられても51歳はわからない」と宣告された著者が、働きながら50万円を50億円に増やした投資法を愛娘に向けて全力指南。再現性の高い3つの投資法をマスターすれば、忙しく働きながらも「一生困らないお金」を稼げるようになる。「人生の集大成として、出し惜しみ無しで、魂を込めて書きました」(著者より)。
※本稿は『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
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戦火と接収を生き抜いた「立川の広大な大地」
資産バリュー株というのは、ひと言でいうと「PBR(株価純資産倍率)が低くて、財務内容が良く、保有資産の価値が高い株」のこと。「立飛企業(2012年上場廃止、現 立飛ホールディングス)」の資産バリュー株の例を見てみよう。
同社は1924(大正13)年創業の老舗企業で、東京都立川市に広大な工場を持っていた。しかし、第二次世界大戦の後に工場を接収されてしまい、返還されたのは接収から30年以上も過ぎてからだった。
株価が突如1.5倍に跳ね上がる「価値顕在化」の衝撃
その後、返還された土地をもとに不動産賃貸事業を展開するようになったものの、2011年8月、兄弟会社の「新立川航空機(2012年上場廃止)」とともにMBO(経営陣が参加する買収)を表明。同年7月には1株4000円ぐらいまで落ち込んでいた株価が、MBOの公開買い付け価格が1株6300円という高値で設定された。
日本市場のあちこちに眠る「お宝銘柄」の共通点
昭和飛行機工業、立飛企業、新立川航空機に共通するのは、「そうとう昔にかなり安い値段で手に入れた土地などの資産がある」ということだ。こういう資産バリューがある会社は、実は日本にたくさんある。
会計ルールが生み出す「見えないプラチナチケット」
そもそも、なぜ資産バリューが見すごされているかというと、上場企業は「有価証券報告書」に、そうとう昔に取得したときの“安い資産価額”を明記しておけばいいことになっているからだ。



