グリーンランド問題に伴う市場の急落から得られる教訓は、ドナルド・トランプ米大統領のSNS投稿が相場を揺さぶる以上、投資家は大統領の動向に細心の注意を払うべき、ということか。それとも、「トランプ氏はいつも尻込みする(Trump Always Chickens Out=TACO)」の格言通り、真に受ける必要はないということなのだろうか。今週の下落は、昨年4月の急落のケースとは違っていた。4月の急落は、トランプ氏が発動するはずだった「相互」関税の後退につながった。この後退が株価の急落に反応したものであることは明白だった。これは、投資家にあまり安心感を与えないフィードバックだ。トランプ氏の暴走を止めるには、痛みを伴うほどの価格下落が必要だと思い知らされたからだ。