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大人の日々は「選択」の連続です。ピンチをチャンスに変えるには、どうすればいいのか。高い評価や人望や信頼をたくさん得られるのは、どっちの選択肢か。微妙な状況への立ち向かい方を通じて、より大きな幸せをつかめるトクな道を探りましょう。
※「お悩み」は編集部で作成した架空のモデルケースです。
今回の「お悩み」
駅に向かって自宅近くの住宅街を歩いていた。すると、信号のない交差点で電動キックボードが飛び出してきた。ぶつかりそうになり、電動キックボードを運転していた若い男性がよけようとして転んだ。どうやら、ケガはないようだ。
よく確かめずに飛び出してきた電動キックボード側に非があるとは思うが、男性はこっちをにらみつけている。一応謝ったほうがいいか、相手の不注意を責めるべきか。さて、どっち?
選択のポイント
最近は大都市に限らず、いろんな場所で電動キックボードを見かけるようになりました。
便利な交通手段として重宝している人もいるのかもしれませんが、車だらけの広い道路をフラフラと走っているのを見ると、危なっかしさを感じずにはいられません。平気で歩道を走ったり車の間をすり抜けたりといった光景も、しばしば目にします。
住宅街でぶつかりそうになって、相手が転んだ場合、どうすればいいのか。こっちをよけようとして転んだわけなので、申し訳なさを感じないでもありません。反射的に「ごめんなさい」と謝ってしまうケースもあるでしょう。
しかし、今回の場合、非があるのはどう考えても、交差点で飛び出してきた電動キックボード側です。もしキックボード側が先に「すみません」と謝ってきたら、「いや、こちらこそ。大丈夫ですか?」と気遣ってあげたほうが、穏やかな気持ちでその日を過ごすことができるかもしれません。
ただ、この場合はキックボードを運転していた若い男性が自分の不注意を棚に上げて、歩行者である自分の方をにらみつけています。安易に謝ったら、相手のためにもなりません。危険な運転をしていた自覚を持つこともなく、ひどい目に遭わされたぐらいに思ってしまうでしょう。
怒鳴りつける必要はありませんが、穏やかな口調で「左右を見ないで飛び出したら危ないですよ」と注意してあげるのが親切な対応。さらにその前に、人としての配慮として「ケガはありませんか」と尋ねておくと、災難の不愉快さを小さめに抑えることができます。







