英国では、それまで数年にわたる危機的な状況や大幅な政策転換を経て、2024年の選挙で大勝したキア・スターマー氏が国内政治に平穏をもたらす使命を抱えて首相の座についた。だがそれからわずか19カ月後、同氏は英近代史で最も不人気な指導者の1人となり、かろうじて権力を維持している。多くのアナリストは、スターマー氏の辞任は時間の問題だと指摘。そうなれば英国は過去7年間で5人目の首相を迎えることになり、企業や投資家に動揺をもたらすとみられる。性犯罪で起訴され拘置所で死亡した米実業家ジェフリー・エプスタイン元被告に関連する捜査資料は、スターマー氏にとって目先の危機となっている。資料ではスターマー氏が駐米英大使に指名したピーター・マンデルソン氏が、エプスタイン氏とこれまで知られていたよりもはるかに深い関係にあったことが判明している。
英首相、退陣は時間の問題か エプスタイン文書巡り
特集
あなたにおすすめ







