ドナルド・トランプ大統領の下で米国は欧州全体の信頼を失ったが、イタリアのジョルジャ・メローニ首相は米国との関係を維持している。メローニ氏は、問題を抱える欧米関係を維持するためにあらゆる手を尽くしている。トランプ氏の関税の脅しへの報復措置を求める欧州の提案に反対し、米国と欧州の連携強化を訴えてきた。先週末には欧州大陸のほとんどの国と袂を分かち、オブザーバーとしてではあるものの、トランプ氏の平和評議会に参加すると表明した。メローニ氏は自分が欧州の主流意見に反していることを自覚している。トランプ氏が1月にデンマーク領グリーンランドを奪取すると脅したことは、ホワイトハウスが欧州の民主主義国家が西洋文明を裏切ったと非難し、極右政党を政権に迎え入れるよう圧力をかけ、関税で欧州経済に打撃を与え、ウクライナにロシア寄りの和平案を受け入れるよう圧力をかけた1年間の集大成となった。