怒りの表情を浮かべる女性写真はイメージです Photo:PIXTA

実績は抜群、面接の受け答えも完璧。でも採用したら職場が崩壊した…」。そんな「仕事はできるけど嫌なヤツ(ブリリアント・ジャーク)」は企業に深刻な被害をもたらします。Netflixも採用禁止を掲げる有害な人材ですが、彼らは面接で本性を隠すのがうまく、見抜くのは至難の業です。では、どうすれば“化けの皮”を剥がせるのか? 面接会場では絶対に見えない素顔を暴くための「意外な選考プロセス」と「採用担当者が重視すべき感覚」について解説します。(クライス・アンド・カンパニー代表取締役 丸山貴宏)

Netflixが宣言
優秀だけど「嫌なヤツ」は不採用

 能力は優秀だが、なぜか一緒に働く人が疲弊していく――。

 そんな「周囲をすり減らす人」を採用してしまうと、組織は大変なことになります。実際に経験したことがある人も少なくないのではないでしょうか。

 優秀でも協調性に欠け、周囲に悪影響を与える人材は採用しないというネットフリックスの「No Brilliant Jerk」という考え方が最近、よく話題になっています。

 これは優秀で仕事ができるBrilliantと、嫌なヤツというJerkを組み合わせた造語で、個人としては優秀でもチームや組織に悪影響を与える人材は、結果的にコストのほうが高くつく、というわけです。

 チームワークや組織での協業が重要なビジネスを手掛けている会社ほど、ネットフリックスの方針に賛同すると思います。

 では、どうすれば面接で「優秀ではあるが周囲をすり減らす人」を見抜き、採用を防ぐことができるのか。これは非常に難問ですが、どのような対策があるかをお伝えしていきましょう。