米国の2025年の輸入額は過去最高を記録した。トランプ政権が貿易赤字の縮小を目指して高関税を導入したにもかかわらず、貿易赤字はほぼ横ばいにとどまった。米商務省の19日の発表によると、昨年の貿易赤字(財・サービス含む)は9015億ドル(約140兆円)と、24年の9035億ドルから若干縮小した。昨年を通じて大幅な政策転換があったにもかかわらず、少なくともこれまでは、輸入が輸出を大きく上回る輸入超過の状態にあまり変わりがないことを示した。ただ、昨年は貿易パターンに大きな変動が見られた。年序盤は新関税の導入をにらんだ駆け込み需要で輸入が急増。その後、一部の関税が撤回され、新たな貿易体制に企業が適応する中、この伸びは急速に解消された。