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老後資金のためにNISAなどで資産運用を行っている人も多いでしょう。そんな中、定年、老後が近づいてくると気になるのが、投資の「出口戦略」です。出口を見据え始めたとき、投資やお金に対してどのように考え、準備を始めればよいのでしょうか。(ファイナンシャルプランナー 鳥海 翔)
資産「取り崩しステージ」で
必要な考え方とは?
まず、皆さんに直感に反するシミュレーションをお見せしましょう。
これが、私が警鐘を鳴らす“出口戦略の罠”です。
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例えば、手元に1000万円の元手があり、運用しながら取り崩すとします。
一つ目は、毎年きれいに年利7%ずつ増える「安定路線」。上記グラフでは、オレンジで表されています。
二つ目は、年利15%と高成長ですが、3年目と6年目にマイナス50%の大暴落に見舞われる「波乱路線」。青のグラフです。
資産を「増やすステージ」なら、後者の青が有利です。
途中で半減しても、高い年利で増える期間が長ければ、時間を味方につけて大きく増やせるからです。
しかし、老後の「取り崩しステージ」になると話は全く変わります。







