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若手とのコミュニケーションに悩むリーダーは少なくありません。仕事上のやりとりで困っているわけではないが、イマイチ本音がわからない……そんな状況を打破するにはどうすればいいのでしょうか。若手との対話がうまくいかない上司のNG行動、デキる上司がひそかにやっていることについて『Z世代・さとり世代の上司になったら読む本』(翔泳社)の著者である竹内義晴さんが解説します。(特定非営利活動法人しごとのみらい理事長 竹内義晴)
「若手のホンネがわからない」
管理職が悩むワケ
わたしは、数多くの企業で組織づくりやコミュニケーションに関する研修や講演に携わっています。
管理職の方々と対話する中で、頻繁に耳にする悩みがあります。それは、「最近の若手が何を考えているのか、よくわからない」です。
近年、オンラインによるコミュニケーションやリモートワーク、働き方改革など普及によって、対面で接する機会が減っています。また、長年コミュニケーションの鉄則だといわれてきた“飲みニケーション”も難しくなってきました。
こうした労働環境の変化に加え、現代の管理職には「不用意な一言がパワハラやモラハラと捉えられないか」という強い不安がつきまといます。用心しながら話さざるを得ない結果、コミュニケーションはさらに希薄になるばかりです。
このような環境下では、管理職の皆さんが「若手のホンネがわからない」と戸惑ってしまうのも、無理はありません。
「若手のホンネがわからない」という悩みの原因を突き詰めれば、「若手と対話をしていない」という一言に尽きるのでしょう。ではなぜ、若手との対話が成立しないのでしょうか。







