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大人の日々は「選択」の連続です。ピンチをチャンスに変えるには、どうすればいいのか。高い評価や人望や信頼をたくさん得られるのは、どっちの選択肢か。微妙な状況への立ち向かい方を通じて、より大きな幸せをつかめるトクな道を探りましょう。
※「お悩み」は編集部で作成した架空のモデルケースです。
今回の「お悩み」
出張で国内便に乗るために空港に向かった。
十分に余裕を見て早めに家を出たが、電車のトラブルに巻き込まれて、搭乗できるギリギリの時間に空港に到着。係員のあとをついて空港内を全力で走り、息を切らせながら機内に駆け込んだ。
どうやら最後の1人で、ほかの乗客の視線が自分に集まっている。手前の席の人に立ち上がってもらいつつ、窓際の席に座った。無表情で座っている隣のご婦人に対して、何も言わないか、ひと言謝るか、どっち?
選択のポイント
どんなに気をつけていても、思いがけないアクシデントに見舞われることはあります。ギリギリ乗れはしましたが、なんとも気まずい状況になってしまいました。
しかも、窓際の席だったので、通路側の席の1人もしくは2人の乗客には、いったん立ち上がってもらわなければなりません。「お互い様」と思ってくれているのか、文句を言わずに無表情で対応してくれています。
それだけに深く悩むのが、席に座ったときにどう振る舞うか。
イラ立ちを露骨に顔に出してくれていたら、自分に非があるわけではないにせよ、すんなり「すみませんでした」と謝ることができるでしょう。微笑むことで許す気持ちを示してくれた場合も同様です。
隣のご婦人は無表情を貫くことで、暗に「責めるつもりはありません」「謝る必要はありません」と言ってくれている可能性はあります。そもそも乗客全員に迷惑をかけたわけなので、隣の人にだけ謝ったところで意味はないという考え方もできます。
「謝られたら、相手はむしろ面倒かな」と判断して、何も言わない道を選びたくなるかもしれません。ただ、黙って座っていたら、気まずさをずっと抱えることになります。
ここは相手のためというより、自分の心を落ち着かせるために、ひと言「すみませんでした」と声をかけておきましょう。挨拶にせよ、ちょっとしたコミュニケ―ションにせよ、無駄な緊張感を取り除いてくれるというありがたい効能があります。








