「このまま今の仕事を続けていいのか…?」
「職場が不満だらけ」「年収が低い」「将来が見えない」理由はさまざまあれ、「転職」を考えたことのある人は多いだろう。しかし転職は大きな決断ゆえの「迷い」がつきもの。「失敗リスクが怖い」「やりたいことがない」「転職先が見つからない」など、一歩を踏み出す勇気が出ないものだ。
実は転職は人生の一大イベントにせず、“毎日ちょっとずつ考える”くらいが一番うまくいくんです」と語るのは、7回の転職で年収を6倍にした外資系うさぎのちょこさんだ。コネ無し、スキル無し、英語も苦手だったにもかかわらず、「年収と納得感の“両取り”」をし続けてきた秘訣とは何か? 今回は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の中から、「うまくいくための転職の仕方」を紹介する。

【転職活動】三流は「慌てて面接に行く」。二流は「本気で面接対策」。では一流は?Photo: Adobe Stock

「ガチ転職」はNG

 どうしても転職したい先があるけど、面接が不安…」

 そのように感じる人も多いのではないでしょうか。

 しかしそもそも、転職活動において「志望度の高い企業の面接」にもかかわらず、事前に準備ができていないのは致命的です。そうやって慌てて面接に行くようでは、思い通りの成果も出づらくなります。

 では、どうすればいいのか。ここでオススメしたいのが「ゆる転職」です。いきなり勝負する「ガチ転職」の前に、ゆるやかに転職活動をしておくのです。

 今回はその方法について、紹介していきましょう。

カジュアル面談はやりたいことの仮説検証に

 最近では、応募前に「カジュアル面談」という形で、ゆるく情報交換する機会を提供してくれる企業が増えてきました。これは、「Will(ウィル)を見つける前の仮説検証」として非常に有効な場です。

 カジュアル面談を実施していない企業もありますが、そういった場合でも「仮説検証」の場を持つことは重要です。

 まだ本格的に転職を考えていない段階でも、エージェントからの紹介があったり、転職サイトでのスカウトメッセージを受け取ったりした企業で、気になるところがあれば「ちょっと話を聞いてみたい」と声をかけてみることをオススメします。

「転職慣れ」しておこう

 カジュアル面談は本選考となる面接とは異なり、会社紹介や、面談に出てきてくれた社員の方が普段からどんな想いで仕事をしているかなど、その会社の一次情報に直接触れることができます。

 Will(ウィル)は、机の上でじっくり考えていても見えてきません。実際に人と話し、現場の声に触れて、自分の反応を確かめながら少しずつ輪郭を描いていくものです。

 カジュアル面談はそのための貴重なフィールドワークの機会として、転職意思が固まっていなくても、どんどん活用していきましょう。

 こういった「ゆる転職」活動によって、いざという時の備えができていきます。これこそが、転職活動において最も重要なのです。

(本記事は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の一部を調整・加筆した原稿です)