「このまま今の仕事を続けていいのか…?」
「職場が不満だらけ」「年収が低い」「将来が見えない」理由はさまざまあれ、「転職」を考えたことのある人は多いだろう。しかし転職は大きな決断ゆえの「迷い」がつきもの。「失敗リスクが怖い」「やりたいことがない」「転職先が見つからない」など、一歩を踏み出す勇気が出ないものだ。
実は転職は人生の一大イベントにせず、“毎日ちょっとずつ考える”くらいが一番うまくいくんです」と語るのは、7回の転職で年収を6倍にした外資系うさぎのちょこさんだ。コネ無し、スキル無し、英語も苦手だったにもかかわらず、「年収と納得感の“両取り”」をし続けてきた秘訣とは何か? 今回は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の中から、「うまくいくための転職の仕方」を紹介する。

「定年までこの会社」は無理。会社と共倒れないための“1つの方法”Photo: Adobe Stock

「ためらわずに転職する」が最強

「2024年に倒産した企業の平均寿命は23.2年」(東京商工リサーチ調べ)というデータもあるなど、就職・転職した会社が、今後数十年存在し続ける保証なんて、もはやどこにもありません。これからの時代、「御社で末永く働きます!」という言葉はどんどん薄くなっていきます。

 そのような時代では、常に「次にどこの椅子に座るべきか」を考え続け、必要とあればためらわずに転職する。そんなキャリア観を持っていないと、時代の変化に取り残され、収入を上げるなんてことは夢のまた夢となってしまいます。

「市場価値の高い椅子」に座る

 次の言葉を覚えておいてください。

市場価値は「人」ではなく
「椅子」につく。

 これは、年収をゆるやかに上げていくための大事な考え方です。

 年収は私たちの能力によって決まるのではなく、どんな会社のどんな仕事をしているか、という「座っている椅子」の価値によって決まる、という考え方です。つまり「同じ労力でも、座る椅子によって年収は変わる」ということでもあります。

 転職市場における「市場価値の高い椅子」の争奪戦は、「日々新しい求人として現れては、すぐに誰かが座り消えていく」、椅子取りゲームのようなものです。

「転職したい時」に求人があるとは限らない

「社会で求人が出るタイミング」と「あなたが転職したいタイミング」は一致しません。だからこそ、良い椅子に座るためには、「自分に合った新しい求人は出ていないか」と転職市場をゆるく眺めながら探し続け、「これだ!」という求人が出てきたらすぐさま行動に移せる状態を保っておくことが重要です。

 このように戦略的な転職活動をゆるく続け、年収1000万円に続く道を自分の力で描いていく生き方こそが、「ゆる転職」の本質です。

(本記事は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の一部を調整・加筆した原稿です)