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定例会議に出ない、決められた場所にファイルをアップしない、チャットの時間を守らない――職場のルールを平然と破る社員はどの組織にも一人はいるものです。一度や二度なら大きな問題にはなりません。しかし、その小さなルール軽視が、本人の気づかぬところで深刻な代償をもたらします。人事・採用コンサルタントが職場における信頼の本質とマネージャーが取るべき対応について解説します。(人材研究所ディレクター 安藤 健、構成/ライター 奥田由意)
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なぜルールは守るべき?
職場における「信頼」の定義
働き方の多様化が進み、意味のない報告や無駄な会議は減らそうという風潮が強まっています。
しかし同時に、定例会議に出なくても誰も困らないだろう、報告に時間を取られるくらいなら目の前の仕事を進めた方がよほど会社のためになる、と自己判断してルールを無視するような社員が増えたと感じている方も多いのではないでしょうか。
確かに、会議が形骸化していたり、過剰な報告が実務を圧迫していたりと、ルール自体に問題があることもあるかもしれません。
しかし、もしそうなら、改善を提案すべきです。それをせず、黙って不参加を続ける人は、自分なりに合理的な判断をしているつもりなのでしょう。一度の欠席で会社が傾くわけではないし、報告が遅れたところで大問題になるわけでもないと本人は気楽に構えています。
ところが、こうした小さなルール軽視を続けていると、水面下で深刻な事態が進行していきます。誰からも表立って叱責されないため、本人がそれと気づきにくいのが厄介で、気づいたときには取り返しがつきません。
職場の人間関係における信頼の意味を見誤ることからくる、小さなルール軽視がもたらす恐ろしい末路と、マネージャーが取るべき意外な対処法について、詳しく見ていきます。







