ジェフリー・エプスタイン元被告は大学を卒業していない。名門大学の学位とは無縁だった。しかしエプスタイン元被告が深い関係を築いた相手には、米国で最も著名な学者たちが含まれていた。学者とのつながりは、財政支援や共通の関心、元被告のきらびやかな所有地での接待を通じ、年月をかけて培われた。米司法省がエプスタイン元被告に関連する膨大な文書を公開し、拘置所で死亡した性犯罪者が学術界の中枢にまで影響力を伸ばしていたことが明らかになる中、名門大学では元被告と交友関係にあった学者たちのキャリアが崩壊しようとしている。先週には、ノーベル賞受賞者でコロンビア大学教授のリチャード・アクセル氏と、輝かしい経歴を持つ経済学者でハーバード大学元学長のローレンス・サマーズ氏が、エプスタイン元被告との関係を理由に所属大学の職を辞した。
エプスタイン元被告、財力使い米名門大に食い込んでいた
自らを学術界のパトロンと位置付けて大学関係者と交友、「優れた知性の持ち主」という虚像を築き上げた
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