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「今の仕事を辞めたい」と感じた瞬間は、キャリアを見直すサイン。ただし、衝動的に行動するのではなく、その背景にある本音に目を向けよう。立ち止まって考えることで、これまでとは違う選択肢が見えてくるかもしれない。※本稿は、キャリアコンサルタントの金井芽衣『やりたいことも目標もないので、後悔しないキャリアのつくり方教えてください』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
「辞めたい」の奥に潜む
本音を掘り下げる
「今の仕事を辞めたいんです」
実は、この言葉はキャリアが終わる合図ではなく、“変化の必要性を教えてくれるサイン”です。
私たちのサービス「ポジウィルキャリア」でも、受講のきっかけとして最も多いのがこの言葉。ところが整理を進めていくと、最終的に「辞めずに現職に残る」という選択をする人が6割近くにものぼります。
大事なのは「辞めたい」と思った瞬間に感情的に動くことではなく、その気持ちの奥にある“本音”を丁寧に掘り下げることなのです。
Aさんは、上司からの叱責に耐えきれず「もう無理だ」と衝動的に退職。
準備もないまま転職活動を始めた結果、なかなか次が決まらず、経済的にも精神的にも追い込まれてしまいました。
一方でBさんは、「辞めたい」と思った瞬間にノートを開き、自分の気持ちを整理しました。
・仕事内容が合わないのか?
・人間関係がつらいのか?
・働き方や待遇に不満があるのか?
書き出していくうちに、「仕事内容」よりも「上司との相性」が一番の要因だと気づき、部署異動を希望。結果的に、辞めることなくキャリアを続ける選択ができました。
同じ“辞めたい”でも、立ち止まって考えた人は、環境を変えることなく未来を変えることができたのです。







