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「出世したければ、社内の有力な上司についていけ」――誰もが一度は耳にする職場の常識ですが、実はこれ、大きな罠です。権力者にすり寄れば一時的な恩恵はあるかもしれませんが、不確実な現代において、その打算的な戦略はあなたの成長やキャリアを止める危険すらあります。では、真の出世を掴む人が密かに選ぶ「ついていくべき人」と、絶対に「ついていくべきでない人」の決定的な違いとは?(クライス・アンド・カンパニー代表取締役 丸山貴宏)
「社内の実力者」は
出世の近道ではない
「出世したければ、出世する上司の下につけ」
そんな風にいわれていた時代がありました。現在でも「誰についていけば出世の道が拓けるだろうか」と考えている人もいるでしょう。
確かに、上司はビジネスパーソンの成長に大きな影響を与える存在で、ポジションを引き上げてくれることもあります。まして上司自身がどんどん出世していくなら、その下についている自分も出世できる可能性が高まります。
この考えでいけば、「社内の実力者」「次の役員候補」などについていくのがよさそうです。
しかし、そもそも企業組織では異動希望が通らないと、自分で上司を選ぶことは難しい。また、有能な社内の実力者であっても強いパワハラ気質だったりする人だと、ついていってもよいことはなさそうです。
大前提として、「誰が出世するか」を当てることは非常に困難です。
課長や部長くらいまでなら「この人は昇進しそうだ」との見立てが当たることもありますが、とくに大企業ではそこから上は運の要素が非常に強くなります。
事業に追い風が吹いたり、ポジションが空いたり、経営環境の変化で経営方針が変わったり等々、個人ではどうにもならない変数がたくさんあるからです。今は花形事業がいきなりディスラプトされる危機に直面することもあり得る時代です。
この不確実性の高い時代に、出世するためにはどんな人についていくのがよいか、以下に述べていきましょう。







