勝ち気なところが
たまらなくキュート
それから私は先輩が言う方法を試している。いまとなっては自慢話をする人もマウントをとってくる人も、はっきり言って、超かわいい。
私が見つけた「かわいいポイント」をお伝えしよう。
「あ、この前、僕も○億円ぐらいの取引まとめましたよ。いまも3つくらい同時にやっています」なんて、最高のフレーズだ。
「負けないぞ!」という気迫をひしひしと感じるし、「自分のスゴさを知らせたい」というプレゼンテーションを力強く、熱心に、あんなに長時間やり続けることのできる熱意もいい。
人が何かに打ち込んでいる姿は感動を覚えるけれど、マウントしてくる人にもまったく同じものを感じる。
やる気も気力もない、ヌケガラのような人と比べて、マウントしてくる人はなんとハツラツとしていることだろう。そう、そういう人たちと会うと元気をもらえるのだ。
「ぼく、あの芸能人と知り合いなんすよ!」なんて言われると、もうグッとくる。
自分の子どもが「ねえ~聞いて聞いてよー、おとうさん~」とねだってくるのと同じで、もう抱きしめたくなる。そうかそうか、よかったな~、うんうん、その芸能人と親交を深めた話、もっと聞かせてほしい、もっと語ってほしい、そういうふうに思ってしまう。
「この前、マジでヤバイ金持ちの家に遊びに行ったんですよ、で、その家が~」みたいなフレーズを聞かせてくれた人、はっきり言って最高です。そして、超絶上から目線なのがかわいい。
「えー、こんなことも知らないんですか?」なんて言われると、ゾクゾクする。「そう、それ、そのひと言を待ってました!」って感じになる。とくにMの気質がある人でなくとも、上から目線はたまらなく愛しく見えるのではないだろうか。
しかも、今朝のニュースサイトに掲載されていた記事を、さも「僕だけが知ってます」的な感じで「業界の人たちはみんな、知ってるみたいなんですけど~」なんて言われた日にはもうヤバイ。
「ええ?本当?」と思わず知らないふりをして、その人の上から目線をできるだけ長く楽しみたい、そう感じてしまう。







