米連邦準備制度理事会(FRB)は18日、政策金利を据え置いた。イラン戦争に伴うエネルギー価格の上昇が長年にわたるインフレとの闘いを長引かせる恐れがあるとして、年内の利下げに向けた道筋を暫定的に維持した。FRBのジェローム・パウエル議長は会合後の記者会見で、利下げが間近に迫っていることをにじませる発言はほとんどせず、むしろ金融緩和の余地がいかに乏しいかを強調した。また、現行のFRBの政策スタンスは経済を刺激も抑制もしない水準に極めて近づいているとの認識も示した。つまり、景気が減速しない限り、利下げを正当化することは一段と難しくなる。FRB当局者は11対1の賛成多数で、主要政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を3.50~3.75%に据え置くことを決定した。据え置きは2会合連続。