手取りは約20万円。当時の新卒としては平均よりも恵まれていたにもかかわらず、わたしは無自覚な浪費を繰り返し、いつも「お金がない」生活をしていました。

 大学院時代の奨学金477万円の返済(月3万円)もあり、お金を投資に回すどころか、貯金もまったくできない状態だったのです(ちなみに、奨学金は無利子なので返済を急ぐ必要はなく、返済は現在も続けています)。

 しかも、残業続きで、セクハラやパワハラも日常的にあるような職場環境でした。

 女性エンジニアへの偏見も根強く、ストレスは溜まる一方です。

「毎日頑張っているのに、いつになったら報われるの?」
「こんなに苦しい生活がこの先もずっと続くの?」
「いまの収入で、将来、結婚や子育てなんてできるの?」

 未来への希望がまったく見えず、常にイライラし、自分や周囲に対し不満を抱え、不安に押し潰されそうな日々でした。

生活費は家賃込みで
「月10万円以内」に抑えられる

 でも、26歳のときに、「文句ばかりいっていても、なにも変わらない」と一念発起!

 まず、転職して手取りを月25万円に上げることに成功しました。固定費・変動費も徹底的に見直し、副業もはじめて年間250万円以上の貯金を達成したのです。

 そこからは、家計簿アプリで支出を“鬼管理”していきました。
 
・スマホは格安SIMに変更
・外食は月1回だけ。大好きな「つけ麺」を食べる日以外は自炊
・自販機で飲み物を買うのをやめ、毎日水筒2本を持参
・「ほしいもの放置リスト」をつくり、物欲をクールダウンする
・「なんとなくコンビニ」を卒業、特別な日以外の間食はなしに
・スーパーでは「買うものリスト」以外は見ない・買わない
・引っ越しで家賃を月6万円→4.3万円に削減(年間20万円の節約に!)

 その他にも、電力会社の変更や保険の見直し、使っていないサブスクの解約など、無駄な支出を徹底的に見直しました。

 最終的には、生活費を家賃込みで月10万円に圧縮し、その生活を4年間継続したことで、29歳のときに資産1000万円を達成することができたのでした。