◆「幸せな人」と「モヤモヤする人」の決定的な違い…自分軸を取り戻す「たった1つの質問」とは?
誰にでも、悩みや不安は尽きないもの。とくに寝る前、ふと嫌な出来事を思い出して眠れなくなることはありませんか。そんなときに心の支えになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイであることのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症――深い苦しみを経てたどり着いた、自分らしさに裏打ちされた説得力ある言葉の数々。心が沈んだとき、そっと寄り添い、優しい言葉で気持ちを軽くしてくれる“言葉の精神安定剤”。読めばスッと気分が晴れ、今日一日を少しラクに過ごせるはずです。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
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40代・50代からの「自分軸」のすすめ
今日は、多くの方から関心をお寄せいただいている「自分軸」をテーマに、特に40代・50代の皆様へ向けた「自分軸のすすめ」をお届けしたいと思います。
「自分軸」という言葉は、「自分らしく生きましょう」といった文脈でよく耳にするかもしれません。誰が最初に提唱したのかは定かではありませんが、私はこの言葉の定義をもう少し明確にし、「自分が納得した言動を選ぶこと」としています。
「自分軸」と「他人軸」の決定的な違い
「自分軸」がどのようなものかを理解していただくために、対極にある「他人軸」について考えてみましょう。
「他人軸」とは、何か行動を起こす際に、「嫌われたくない」「浮きたくない」「変に思われたくない」といった他人の目を最優先にしてしまう状態を指します。自分が心から納得していないにもかかわらず、周囲の顔色をうかがって渋々行動してしまうのが他人軸の生き方です。
私たちの生き方は、大きくこの「自分軸」と「他人軸」のどちらかに傾いていますが、より自分軸の割合が多いほうが、人は幸せに生きることができます。その理由は明確です。
●他人軸の場合:納得していないのに「他人にやらされた」という不本意な思いが根底にあるため、うまくいかなかった時に感情の行き場がなくなり、強いモヤモヤを抱えることになります。
さらに、自分以外の人間はすべて「他人」です。他人の顔色や評価は自分でコントロールできないため、他人軸で生きている限り、無限の不安から逃れることはできず、決して心からの安心や楽しさを得ることはできないのです。
なぜ40代・50代に「自分軸」が必要なのか?
私が発信している情報や書籍の読者層、YouTubeや各種SNSのデータを分析すると、視聴者の多くが40代から50代、特に40代後半の女性に集中しているという明確な傾向があります。私自身があえて「40代・50代」に向けてメッセージを発信しているのも、この層の方々にこそ自分軸が必要だと感じているからです。
40代・50代、特に女性の方々は、子育てや介護など、ライフステージの変化に伴い「他人のために時間を使うこと」が長く続いてきた世代です。無意識のうちに自分のことを後回しにし、納得がいかなくてもやらざるを得ない日々を過ごしてきた方が多くいらっしゃいます。
そうした方々がふと我に返り、「自分のために時間を使ってこなかった」と気づくタイミングに、この「自分軸を取り戻す」というメッセージが深く響くのだと考えています。
自分軸で生きる人の魅力
自分軸で生きることがいかに素晴らしいかを示す、ある素敵なエピソードがあります。私が好んで見ている日本テレビ系の『月曜から夜ふかし』という番組の街頭インタビューで、40代~50代くらいと思われる女性が、可愛らしいイチゴ柄の服を着て楽しそうに出演されていました。
彼女は「私はもうこれから、自分の好きなことをやって、好きな服を着て生きていくって決めたの!」と晴れやかに語っていました。一緒にいたご友人も、「彼女と一緒にいると、自分も自己肯定感が上がって楽しくなるんです」と大笑いされていました。
その女性は、ご自身の着たい服を堂々と着こなし、本当にキラキラと輝いて見えました。これこそが「自分軸の最終地点」ではないかと感じ、今回のテーマでお話ししようと改めて思った次第です。



