漢字やカタカナだけではない!ひらがなを間違える小6の受験生も!

近年、子どもの学力低下は深刻です。
 「カタカナが書けない」「小学低学年の漢字を間違える」
だけでなく、「ひらがなが書けない」小6の子が増えています。

 昨年の秋、受験シーズン本番に入ろうとする頃、中学受験前の漢字テストでショックなことが起こりました。
 小6のTさんの作文添削で、ひらがなの「ま」に「〝」がうってあったのです。
 書き間違いだろうと思い、確認すると、Tさんは間違いと指摘されるまで意識をしなかったようです。
 彼女は何の抵抗もなく、「ま」に「゛」を打っていたのです。

 また、今年の春、開講早々の小6の授業では、漢字テストの送り仮名で、「お」の「`」を忘れている子もいました。 
 小学低学年なら、くりかえしの注意で修正がききますが、小6でひらがなを間違えるところから学力を上げるのには、ありきたりの指導では無理です。

 それでは、どうすればいいか。

 まず、「精神面」では、「100点満点」を目指すことで向上心を育てること。
 また、「学力面」では、小1からすべてやりなおしをさせればいいのです。
 私はそれを「小1からのやりなおし学習」と名づけて実践させたところ、Tさんは、1年後の中1の「全国版学力テスト」の英語で98点まで上がりました。
 それでは、次回、SくんやTさんに大きな効果があった「100点満点勉強法」を紹介していきましょう。

次回は7月23日更新予定です。


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西角けい子(にしかど・けいこ)
大阪生まれ。学習コンサルタント、ステージメソッド塾代表。日本有数の大手学習塾の激戦区、兵庫県の西宮北口エリアで、「ニシカド式勉強法」により、普通の成績だった塾生の8割を2年連続「全国トップクラス」に、2割を「学力日本一」(全国版学力テスト)に育てる。独自の「100点満点勉強法」や「100点メソッド」を使い、平均点以下の子を、次々「100点満点」にする手法に驚く親子が続出している。「お母さんの言葉がけ」と、「暗記力」「ノート力」「作文力」アップを重視した「ニシカド式勉強法」は定評があり、倍率10倍以上の超難関公立中高一貫校に、「7年連続地域No.1」の合格者を出し続けている。片道3時間以上かけて通う小学生も複数出るほどの人気ぶり。
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