米軍司令官らはここ数年、サウジアラビアなどのペルシャ湾岸諸国で使用している基地が、イランのミサイル攻撃やドローン攻撃に対して脆弱(ぜいじゃく)であることを懸念していた。戦争発生時に主要な航空機を、テヘランからより安全な距離にあるサウジ西部地域に配備することを提案していた。しかし、それは実現しなかった。ドナルド・トランプ大統領がイスラエルと共にイランへの攻撃を開始して以来、イランはサウジのプリンス・スルタン空軍基地を繰り返し標的にしている。この基地は数十年にわたり米軍が時折駐留してきた大規模な施設で、司令官らが潜在的に脆弱と見なしていた基地の一つだ。3月27日の攻撃で、イランの弾道ミサイルとドローンがプリンス・スルタン空軍基地の米軍機に甚大な損害を与えた、または米軍機を破壊した。これには早期警戒管制機「E3」や空中給油機が含まれる。同基地への攻撃で十数人の兵士が負傷し、うち2人は重傷を負った。同基地はイランから400マイル(約640キロ)足らずの距離にある。