イラン政府は、ドナルド・トランプ米大統領が白旗を振り、敗北してがっくりと膝をついている画像をソーシャルメディアに投稿し、米国との停戦合意を歓迎した。中東における米国の同盟・パートナー諸国は、イランの主張に一理あるかもしれないと懸念している。同時に、米国とイスラエルの圧倒的な軍事力をもってしても政治的な成果を得られなかったこの戦争の代償を、結局は自分たちが払うことになるのではないかと恐れている。開戦以降にイランからミサイルとドローン(無人機)による何千発もの攻撃を受けてきた湾岸諸国は、勢いづくイランの隣でいかにして生き延びるかを模索している。イランは今のところ、重要なホルムズ海峡の支配権を握り続けており、地域の覇権国になることを目指している。