「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。その中から「てんきにあったふくそうをえらぼう」という項目を取り上げる。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

【食事のマナー】「育ちがいい人」の親が最初にやめさせた、たった1つの行動Photo: Adobe Stock

だらだら食べをしてしまう

「子どもが食事をだらだら食べるのは気になるんだよね……。」
年中さんのお子さんがいるママさんからある悩みを聞いた。

夕ごはんの時間。
最初は食べているのに、すぐに手が止まる。
立ち上がったり、よそ見をしたりして、なかなか進まない。

そのようななか、保育園の参観で給食の様子を見たそうだ。
周りの子はおしゃべりしながらも、手は止めずに食べている。
時間になると、きちんと食べ終えていた。
その中で、自分の子だけが取り残されていた。

「家での食べ方が、そのまま出てしまっている。このままだとまずい」
と思ったそうだ。

その日から、お子さんにこのように伝えるようにしたそうだ。

「今、時計の長い針が12を指しているよね。この針が6にくるまでに食べ終わろうね。
もし食べ終わらなかったら、今日はごちそうさまだよ」

つまり、30分というタイムリミットを設け、食べおわらければ食事を下げるということを始めたそうだ。
最初は、これまで通りだらだら食べるのが直らなかった。
だが食事を途中で下げ、最後まで食べきれず、後からお腹が空くという経験をしたことで、
お子さんも「だらだら食べてはいけない」と気づいたそうだ。

決められた時間でごはんを食べ終わろう

そのママさんがお子さんと食事のルールを決めるときに役立ててくれたのが、小学校入学前後から知っておきたいルールや習慣を93個紹介している本。『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』である。そのなかには、「きめられたじかんでごはんをたべおわろう」という項目がある。

【食事のマナー】「育ちがいい人」の親が最初にやめさせた、たった1つの行動『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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① たべられる ぶんだけ とろう。
② よそみを しないで よく かんで たべよう。
③ とちゅうで なんぷん たったか たしかめよう。
④ かぞくと いっしょだと じかんないに たべやすいよ。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用)

おうちの方へのアドバイスには、「食べるスピードが遅い子どもには、まず食事の時間は決まっていることを説明する必要があります」とある。もっとも重要なことは食事の時間を決めるということなのだ。

食事とは、ただ栄養を摂取するというだけでなく、他者とのコミュニケーションの場という側面もある。
「まわりの人を不快にさせない」食事マナーを子どものうちから身につけておきたいものだ。