「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。その中から「食事のマナーを守ろう」という項目を取り上げる。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

なぜか「誰からでも好かれる人」の親が、食卓で必ず教えていた4つのルールPhoto: Adobe Stock

食べる姿はその人の印象に直結する

小学2年生のお子さんがいる、ママさんと最近話す機会があった。
土曜日の昼、ショッピングモールのフードコートに行ったときの話を聞かせてもらった。

大混雑のフードコート。席がやっと空いて、急いで家族で席についたそうだ。
お子さんは待ちきれず、ポテトに手を伸ばしたそうだ。

そのまま食べながら、「今日ね、学校でね……」と話し始める。
口の中にまだ食べ物が残っているのが、見てわかる。

向かいの席にいた年配の夫婦が、一瞬だけこちらを見て、すぐに目をそらした。

そのときそのママさんは、「家ではそこまで気にならなかったことが、外ではそのまま“その子の印象”になるんだ」と気づいたそうだ。

そして、お子さんにこのように伝えたそうだ。

「何かものを食べているときは、お話ししないようにしよう。口から食べものがみえると嫌な気分になる人もいるよ」

お子さんは、「え!そうなんだ。知らなかったよ」と驚いたそうだ。
たしかに、「食べながら話す」ことが人を不快な気持ちにする、と知らなければ、直そうともできない。
そのあと、お子さんは少し考えてから、こう言ったそうだ。

「じゃあ、ちゃんと食べてから話すね」

次に外食したとき、
お子さんは一度口を閉じて、飲み込んでから話し始めたそうだ。

そしてママさんはこのように話していた。
食事のマナーは一生もの。だからこそ、“自分がどうみられるか”ということを意識できるようになってほしいな

食事のマナーを守ろう

小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを学べる本まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「しょくじのマナーをまもろう」という項目がある。

なぜか「誰からでも好かれる人」の親が、食卓で必ず教えていた4つのルール『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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①ごはんの まえに てを きれいに あらおう。
②くちを とじて しっかり かんで たべるよ。
③くちの なかの ものを のみこむまでは しゃべらない。
④たべおわったら 「ごちそうさまでした」と いおう。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.37より引用)

本書でも、「口を閉じて食べる」ことの大切さが触れられている。

食事のマナーは、ほんの些細なことに見える。
でもその積み重ねが、その人の印象を決める。
「この人、なんかいいな」と思われるかどうかは、日常のささいな「ふるまい」で決まる。
だからこそ、日々の食事から「正しい食事マナー」を教えていきたいものだ。