米国以外を拠点とする複数の自動車メーカーは、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)について、協定が更新されないか骨抜きにされた場合、米国市場での最廉価モデルの販売を見送るとトランプ政権に警告していることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。デトロイトを拠点とする自動車メーカーは、SUV(スポーツタイプ多目的車)やトラックを優先して、ここ数年間で小型車から撤退。だが日産自動車、現代自動車、そしてトヨタなどの企業は、米国の消費者に新型の小型低価格車を提供している数少ないメーカーとなっている。ホンダの「シビック」やトヨタの「カローラ」などは米国内で製造されているものの、部品に関しては北米3カ国の全てに依存している。その中でドナルド・トランプ大統領は2020年にUSMCAに署名し、米国、メキシコ、そしてカナダの部品を主に使用して製造された車に関しては関税を撤廃していた。