ドナルド・トランプ米大統領が欧州車への関税を引き上げる構えを見せたことで、同氏がイラン戦争のさなかでも貿易問題を忘れておらず、同盟国への経済的威圧をやめるつもりがないことを、投資家や貿易相手国は思い知らされた。トランプ氏は1日、欧州の乗用車とトラックへの関税を、昨夏の暫定貿易協定で合意した15%から25%に引き上げると表明した。欧州連合(EU)が協定を順守していないとして、今週中に発動すると述べた。米国とEUの経済関係が比較的無風だった時期は終わりを迎えた。米・EU間の年間貿易額は約1兆5000億ドル(約234兆円)に上る。トランプ政権が多くの貿易相手国と合意を結んでから数カ月がたち、世界の関心が中東に向く中でも、米国の貿易相手国がどれほどの不確実性を抱えているかが浮き彫りになった。
トランプ関税の脅し、貿易相手国に新たな警鐘
トランプ氏は欧州車への関税を15%から25%に引き上げると表明
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